雨の土曜日
かなり激しく降っています。
テラスの柵にも 横なぐりの☂・・・

雨粒

今日は 水戸芸術館の朗読スタジオの初レッスン。
5月~2月まで練習し 最後に発表会があります。
わたしは 今年で 3年目。
第2・4土曜日が レッスン日です。
約3時間弱の 朗読の時間・・・

毎年少しずつ 参加希望者が増えてきているので
応募者から抽選して 参加の有無を決定します。
3月に応募してから どうなるかなと思っていたら・・・
35人の枠に 41人だったので
全員 参加できるようになったとのこと。
これも 芸術館スタッフと J先生のご配慮♡
感謝 感謝です。

参加者は 午前の部 午後の部 合わせて・・・
今年は 約80人弱になるでしょう。
午前と午後の間 J先生の休憩は 10分。
ほとばしる情熱のシャワー 全開です。


わたしは 午後の部に行ってます。
多くのひとが 例年参加しているのですっかり顔なじみ。
発表会に向けて チームワークを求められるから
自然に仲良くなりますね。

J先生は ご自身で劇団を主宰されているし 舞台にも出演。
ときには 声優として 洋画の吹き替えもやっていらっしゃる。

4月には そのJ先生の出演された舞台「ハムレット」
朗読友達とともに 観にいってきました。
写真の中の 右上が J先生です。

ハムレット

「朗読は 愛だ」という信条をおもちの先生は 半端なく厳しい。
素人だからって 容赦しませんもの。
でも 人間大好き 人間万歳の 愛ある方です。

   🍃

わたしは こどもの頃から 声を出すことが好きでした。
音読すること 話すこと 歌を歌うこと 
きょうだいは兄ふたりで 女の子は わたしひとり。
5歳の頃の記憶の中に 庭でござを広げて 
ひとりでお人形や草花などを使って 
ひとり語りをやっているようなシーンがあります。
小学生頃は 教科書を音読するのも好きだったけど 
そのころは 歌うことの方が面白くて 
将来歌手になりたいなんて思ってた。
小学校高学年の時は バスのガイドさんになりたかったわ。

   🍃

こんなふうに こどもの頃に好きだったことが 
ず~っとわたしの中で 温められていたんですね。
60歳になろうとする頃 何かやりたいっていう時に 
登場してきたのが 朗読 だったのです。

やろうと決めると はやいのがわたし。
NHKの朗読の通信コース 
茨城放送のアナウンススクールの朗読部門 そして
水戸芸術館の朗読スタジオと 一気に走りました(^_-)-☆

やってみたら 楽しくて仕方がない。
スクールでもスタジオでも
読み聞かせや朗読好きの仲間と出会えて
それもまた楽しいです。
わたしは まだ日が浅いけど 朗読の仲間の中には 
朗読会を開いたりして活動しているひとたちもいるので
とても刺激的。

その朗読会・・・昨年までは いつもお客として参加してたので
「そろそろ 読み手ににならない?」と誘われたこともあった。
でも 自分は まだまだと思うし とにかく時間がないから
「そのうちね」と言っていたの。
仕事をしているのを言い訳にする気はないのだけれど
朗読の練習にさく時間は 多くはない。
仕事を減らして もっと時間ができたら 
そのときは デビュー!?しようかな
そんなふうに ひそかに思ってます。

   🍃

わたし 朗読を始めるまでは 
これだっていう趣味に没頭するようなことなかったように思うの。
若~い頃 草花の写真を撮るのが好きで
やたら パチリパチリしていたり ちょこっと書道をかじったり
その他 いろいろチャレンジしたけれど 長続きしませんでした。
続けるからいいということでもないけれど 自分としては
長く続けて楽しめるものを ずっと探していたと思う。

そして 満を持して 出会ったことのひとつが 朗読なのです。

満を持して・・・と書いたのは このブログの「ごあいさつ」で
書いたような思いになったからです。
わたしは わたしといっしょ 自分を大事に 大切に生きていこう。
様々な別れのあと これからの生き方を考えて あらためて 
そう思い始めた時 
そうよ こどもの頃から好きだったことやっちゃおうって
 何だか勇気が出たんです。
「やりたいけれど できるかな この歳になって恥ずかしいかな」
なんて 思わずに 誰に遠慮することもない
やりたいからやるって思ったの。
やるの? やらないの? と自分に問うたら 
「やる!!」というところに辿りついて やった結果 
朗読が生きがいのひとつになってます。

    🍃

冒頭に書いた 舞台「ハムレット」の有名なセリフ
「To be or not to be. that is the question.」
「生か 死か それが 問題だ」という翻訳が有名ですが
他にこんな翻訳もあるんです。
「このままで いいのか いけないのか それが問題だ」
「生きてとどまるか 消えてなくなるか それが問題だ」

J先生の舞台では
「あるか あらざるか それが問題だ」と訳されていました。
これもまた 深い意味合いを感じます・・・

今日の記事の内容に関連すると
おり~ぶ訳「やるか やらないか それが問題だ」
というところでしょうか。
何かをやってみたい 動いてみたい という時
わたしの中では 答は ふたつにひとつです。

「やるか やらないか」「やりたいのか やりたくないのか」
「会うのか 会わないのか」「会いたいのか 会いたくないのか」
どちらかに決めてからの選択肢は いろいろあります。
今なのか 明日なのか ゆっくりなのか はやくなのか
どうやるのか・・こうやる ああやる ~
こんなふうに考えていくと
自ずと自分にとって何が大事なことなのか はっきりしてくる
そんなふうに思っています。

これからの人生を
どう ありたいのか
何をしていきたいのか
何を生きがいとしていくのか

限りある人生の 残りの時間の使い方が
ほんの少しだけ
自分の裁量に任されているとしたら
いろんなこと 迷ってばかりは いられない。
何とか元気に動ける今を 逃したくない 大事にしたい。

やるか やらないか それが問題だ・・・
この言葉は わたしの中のキーワード
いまのところはね♪

それでは 今日は
どしゃぶりの雨の中 楽しみという傘をさして
出かけてきます。
昨年の12月以来の 
仲間たちとの再会 


           ✐ おり~ぶ


本日も おつき合い下さいまして ありがとうございます  

お知らせ
  今日は 留守にしておりますので
  コメント欄 閉じさせて頂きますねm(__)m


🌻ランキングに参加中~
あなたからの応援ポチッにも 励まされてます。
ありがとうございます💛
   👇
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村







一夜 明けて 
昨夜の打ち上げの余韻が少し残っていますが
今日から また ふだんの暮らしが始まりました。

朗読会・・・
コメントで応援して下さった方のエールも追い風にして
お陰様で 無事に終了することができました。
ありがとうございましたm(__)m

風邪にダウンすることなく
身内の健康状態に何事もなく
それこそ 天変地異のできごともなく
朗読会に参加することができてよかったあ(*^-^*)
まずは それが一番よかったことかもしれません。
奇跡のような 一日でした。

    🍃

4月から月2回のレッスン 最後の追い込みの数日間
出し物のO・ヘンリーの世界を辿ってきました。
昨日は その集大成。

朗読スタジオ

前日のゲネプロ(リハーサル)でも 最後のダメ出し
ほんとうに細かいところまで J先生は見逃さない。
言葉を そして伝えるということを大事にしているJ先生の思い!!
必死で 何度も繰り返し練習して臨んだ私たち。
そして 本番は それぞれが頑張った そして 楽しんだ♪
もちろん わたしも・・・

結果は・・・・
O・ヘンリーの物語の世界を
ほんの少しは伝えることが できたんじゃないのかな。
席を立つお客さまのお顔が みんな笑顔だったもの。
O・ヘンリーからの
「人間て素敵だよ いろいろあるけれど人生っていいよ」
という 人間賛歌のメッセージ
受け取ってもらえたんじゃないだろうか。

先生が 公演のパンフレットに載せたコメントを
ご紹介しますね。

「朗読は愛の行為だ」わたしはそう思っておりますし
稽古場でもそう申します。私たちが良い作品に出会って
心打たれる・・・良い「魂」に触れたのです。
素晴らしいことです。
その時 誰かとその思いを分け合いたくなりませんか?
「この良きもの」を・・・温かさを 爽やかさを 強さを
うれしい驚きとともにあなたと共有したい。

自然にそうなる。人が人と「愛の魂」を媒介にして
繋がりあえる・・・こんなよいことが他にありましょうか?
決してお節介ではない。いきなり押しかけて
話を始めるのじゃない。朗読を聴きにみえたお客様に
発信するのです。

それなら勿論よく伝わる方が良い。その技術はあります。
お教えできます。でも その前に・・・
愛に感応できる柔軟な心を持つこと・・・わたしの教室は
そのための教室でありたいと思っております。

これを読んだのは 本番の前日の夜・・・
朗読を学ぶことの わたしにとっての意味を 
あらためて はっきりと知ることのできた瞬間でした。
だから パ~ンと吹っ切れた。
O・ヘンリーの世界をお客様に 伝えたい 共有したい!!
こころを 込めて 丁寧に丁寧に 届けよう♡
そして いちおう 届けることができたと思います。

   🍃

打ち上げは大盛り上がり 🍻
先生も 「よくやった!!」と 初めて 褒めて下さいました。
久しぶりに 生ビールを頂きましたよ~ う う うまい♪

途中 友達からのメールも届いたの。
遠方で観に来れなかったひとからは
「ゆっくり休んでね」という ねぎらいの言葉
観に来てくれたひとたちからは
「気ぜわしい年末 豊かな時間をありがとう」
「もういちど O・ヘンリーを読み直したくなったよ」など
という 感想の言葉・・・
すごく すごく うれしかったなあ。

   🍃

そして 今
ひとつのことが終わったけれど 終わりは始まりです。
すでに わたしの中では
何かが始まっていく予感・・・

J先生が SNSで発信していることの中に
こんな言葉があったんです。

この世に素晴らしいものは 山のようにある。
驚いて 畏れて 憧れて トライしてみる。

このフレーズ とっても気にいってます。
わたしという人間は 全方位に開いている存在でしょ。
360度 どこでもドアなのよ ドラえもんのポケットみたいに。
でも まだまだ限られたドアしか使ってないかもしれないから
これからも 新たなドアを開けていきたい。

もう 61歳 でも まだ 61歳
ドアは自分が開けない限り 誰も開けてくれないからね。
待っているだけでは 開かずの扉のままなんです。

そうはいっても どう 頑張ったって あといくつかのドアしか
開けられないとは思うけど
それだからこそ 驚いて 畏れて 憧れて トライする♪

終わりは 始まり・・・
高揚した余韻のままに
これまで温めてきていることに あるいは 初めてのことに
トライするよ チャレンジするよ

終わりは 始まり・・・
ここからです ♡ 

       ✐ おり~ぶ



















4月から参加している朗読スタジオ。
いよいよ 12月の発表会に向けて
配役が決まりました。

朗読

今年は
O・ヘンリーの短編を6作品 発表します。

わたしが参加するのは 「賢者の贈り物」

こんなお話です。
若い夫婦が
お互いのクリスマスプレゼントを買うのだけれど
夫は 妻の長い髪に合う櫛を買うために 金時計を
妻は 夫の金時計の鎖を買うために 長い髪を
それぞれ売ってしまうの。
クリスマスの日 お互いがもらったものは
結局 使う必要のないものになってしまった。

遠い昔に読んだことのある方
いらっしゃるかもしれませんね。

この夫婦の贈り物は
一見 賢くないように見えるけれど
実は この二人こそ賢者だったのではないか
という結びで終わっています。
お互いを思いあう ふたりの愛の深さ
じわ~っとこころにしみる作品です。

「賢者の贈り物」チームは 4人(全員が女性)
語り・・・・・ Aさん(60代) と わたし(60代)
妻・デラ・・・Bさん(30代) 夫・ジム・・・Cさん(50代)
チームを組むのは初めてだけど
みんな昨年も経験しているので 心強いです。

今日の稽古では J先生から こんな注文が・・・

「語りは 主人公に寄り添い過ぎずに 進行しなさい」

えっ 寄り添い過ぎないって どういうこと?
首をかしげるわたしたちに J先生が言ったのは

「人生はいいもんだというところに立脚した上で
主人公たちから 少し離れたところにいて
明るいほほえみを送りつつ 語りなさい。
温かいまなざしなんだけど ちょっと乾いてる雰囲気で。
ミュージカル⦅キャバレー⦆の進行役を参考にせよ」

疑問

う~ん
わかったような わかんないような??

J先生が今回 目指しているのは 朗読エンターテイメント。
いつもそうだけど
正確に きれいに読むだけの朗読ではないの。
かなり 演劇的な朗読なんです。
わたしたち 素人なんだけど 素人扱いせずに
ばんばんダメ出しされます。
でも また参加したいって思っちゃうから
魅力的なんですよね J先生も その朗読の世界も。

登場人物に 寄り添い過ぎずに 語る・・・
寄り添い過ぎずに・・・

やっぱり よくわからない?

はてさて どうなることやら (>_<)

J先生は 「3週間後 楽しみにしてるよ!!」と
笑いながら 東京へ帰られました。
みんなは 稽古で高揚した顔で ふ~っとため息つきながら
がやがや わいわい すずめのお宿状態
やる気満々 でも できるかなっていう不安もあるんです。
J先生の演出は より高みを目指して 厳しいの。

わたし達のチームも さっそく メルアド交換して
自主練習の相談をしました。
なんてたって チームワーク 大事だからね。

とりあえず
次回の稽古までに
ミュージカルの「キャバレー」 観ることにしようかな。
DVD レンタルしよう。

朗読の練習は 午前中に。
脳の老化も防げるのなら 一石二鳥。

そう思って 頑張ろうっと 


         ✐ おり~ぶ


ご訪問 ありがとうございます。
応援のポチッ☆にも励まされてます





にほんブログ村




人気ブログランキングへ






8月6日の夜

朗読会に出かけました。

IMG_0401.jpg

朗読者の中山さんは
水戸芸術館専属劇団ACMの.元団員さん。
現在はフリーで.演劇活動を行っています。

今回は.元劇団員の二人の女性を交えた朗読会。

会場は.小さなギャラリー。
キャンドルの明かりが.出迎えてくれました。


演目は
8月6日.この日のために選んだものです。

序            峠三吉     (原爆詩集)1952
水ヲ下サイ      原 民喜     (原爆詩集)1965
ヒロシマの歌     今西 祐行
小さな骨        深川宗俊    (詩集ヒロシマ)1969
ヒロシマの空     林 幸子  (詩集ヒロシマ)1969
生ましめんかな    栗原貞子  (詩集ヒロシマ)1969
皮膚のない裸群   山本 康夫  (詩集ヒロシマ)1969
原爆           山代鈴子 (原子雲の下より)1952
慟哭           大平 數子  (詩集ヒロシマ)1969
ヒロシマ         森下 弘 (ヒロシマの顔)1983
永遠のみどり     原民喜   (原爆小景)1965
折づる         栗原貞子 (反核詩画集ヒロシマ)1985

DSC_0272.jpg

        📖

8月6日.その日のことを辿った物語。

作品のもつ力
そして
朗読者たちの優れた語りによって
その世界に.ぐんぐんと引き込まれます。

作者(被爆した方々)の見た情景
恐怖 痛み 悲しみ 絶望 怒り・・・
次々に.胸に迫ってきて
会場では.すすり泣く声・・・
もちろん.わたしもそのひとりです。

「忘れないで!!」

どの作品からも伝わってくる
まさしく炎のような思いに
打ちのめされそうになる程の
凝縮された.ひとときでした。



折づる
          栗原 貞子

いろどり美しい
折づるよ
花びらのように
連なりたばねて
巨大な房となる
原爆の子の像の下に
ひっそりしずもり
かの夏の日を追う折づるよ
はばたいて告げよ
原爆で焼かれた日本の
子どもたちの願いを
世界の人に


DSC_0275.jpg


わたしの折った折り鶴も
キャンドルのそばにそっと置きました。

祈りをこめて

No more・・・

わたしも.平和を祈り続けます。


      ✐おり~ぶ






水戸芸術館主催の.「朗読スタジオ」の稽古。
4月から12月.
毎月.第2・4土曜日に開催されています。

DSC_0164.jpg


一般市民向けの講座で.
読み聞かせや朗読・演劇活動を行っている人.
わたしのように.
単に朗読に興味のある人などが.参加しています。
とにかく.みーんな.朗読が好き♡です。

213667.jpg


朗読スタジオに参加して.2年目。
午前と午後の部がありますが.
わたしは.午後のチーム(10代~70代の男女.30人)。
様々な個性の仲間達から.大いに刺激を受けてます。

講師は.東京で.劇団を主宰されているJ先生。
朗読に関しては.とっても厳しいけれど.
それは.朗読を.誰よりも愛するがゆえ。
人間的な魅力にもあふれた方です。

本日も.開口一番.
「朗読とは.愛の行為である。
読み手の感動を.観客に渡して.その感動を共有する。
だから.読み手の細胞が寝ていては.ダメ。
唱えるのではなく.渡すのです」
と.話されました。

ふだんの稽古でも.
●読み手の内側で感じることが.表現になる。
 感じなければ.伝えられない!!
●想像力の引き出しを.たくさんもて。
●読むのではなくて.話すように。
●身体を変えると.意識がかわり.表現が変わる。
など.など.たくさんのお言葉!!


ところで.
今年のテキストは.O・ヘンリー短編集📖

O・ヘンリ短編集 (1) (新潮文庫)

本日の作品は.「最後のひと葉」
子ども時代に.教科書で読んだことのある物語。

テキストを手にしてから.2週間。

わたしは.前回の作品では.
「声を張りすぎているから.細かいニュアンスが伝わってこない」
と.指導されたので.
今回は.声を前に出すことよりも.
場面や人物の心情を想像しながら.
話すように読むということを意識して.
練習していきました。

緊張して.身体が硬くなり.
声を張りすぎてしまうのだろうと思ったので.
自分の順番がくるまで.
(いつ.どこを当てられるか.わからないんです)
リラックスする呼吸法を続けて.
本番!?を待ちました。

「〇〇さん」と.J先生の声。

来たぁ (>_<)

*ジョンジーは.窓外の壁に見えている.最後のひと葉が落ちたら.
 自分は死んでしまうと.生きる気力を失っていた。それを聞いた
 老画家のベアマンは.風雨の中.命がけで.壁に最後のひと葉を
 描いたのだった。そのことを.ジョンジーの友達・スーが.ジョンジー
 に伝える場面で.この物語は終わっています。

その.最後の場面をよむことになりました。

「あのね.ジョンジー聞いて。ベアマンさんが肺炎になって.
今日病院で死んだの。二日ともたなかった。昨日の朝.
下の部屋で苦しがっているのを.管理人さんが見つけたのよ。
靴やら着てるものやら.ぐしょぬれで冷え切ってたんだって。
あんな荒れた夜に.どこへ行ってたのか.見当もつかなかったらしいわ。
それからまだ.明かりがついたままのランタンと.
物置から引っ張り出してきたはしごがあって.
絵筆が散らばって.パレットには.緑と黄色の絵の具が混ざっていた。
ねえ.窓の外を見てよ。最後の葉っぱが.壁に残ってるでしょ。
おかしくない?
あれだけ風にさらされて.ちっとも動かなかった。そうなのよ.
あれが.ベアマンさんの傑作・・・
最後のひと葉が落ちた夜に.ついに書き上げたんだわ」

家で練習している時は.
この場面で.いつも涙が出てしまいます。
ここが当たったら.どうしようと思っていた場面・・・

リラックス.リラックスと念じながら.
とにかく.スーの気もちになって!!と
椅子から立ち上がり・・・
よみました。

読んでいる時.はからずも.涙は出ませんでした。

「まあまあ.伝わってきたかな。
でも.もっと.スーの気もちに入り込んで!!
あとは流れに任せて.もし涙声になりそうなら.それはそれでいい」
という.J先生のコメントを聞いていたら.
その時になって.じわっときて.泣きそうになってしまった (-_-;)
終わって.ほっとしたせいかもしれません。


朗読は.聞き手がいてこその.表現活動。
聞き手に.
何を伝えるのか. どうしたら伝えられるのか。
何を渡すのか. どうしたら渡せるのか。

J先生の教えを.
自分の仕事にも当てはめて.受け取っていることに
気づくことがあります。

相談者の思いを聴く. 共感し.共有する. 伝える・・・は 
わたしの仕事上の.重要なテーマですが.
朗読という表現を学ぶことによって.
それらのことを.
より深く.考えるようになってきているなあと.
感じています。

     📖

朗読スタジオの.この椅子は.
わたしを磨く.こころの場です。

DSC_0206.jpg


  最後までお読み頂き.ありがとうございました。

     ✐おり~ぶ