朝から 青空が広がっています。
今夜は 天の川が 見られるのでしょうか。

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今日は 七夕・・・
勤務している緩和ケア病棟では 
毎年恒例の 七夕の会が 開かれます。

参加者は 患者さんと ご家族 ♪
デイルーム(病棟のリビング)に集って 
おいしいおやつを頂いたり
ちょっとした 手作業のワークをしたり
音楽を聴いたり
1時間ぐらいのひとときですが
お部屋を出て のんびりと季節の行事を楽しみます。

お部屋で過ごされる方のためには
ワゴンサービスで スタッフが 
小さな笹飾りやおやつをもって 訪問するんですよ。

病棟では
お正月の 鏡開きの会から始まって
節分 ひなまつり 端午の節句 夏祭り お月見 
クリスマス会 など 季節の行事が計画されています。
その間をぬうように ボランティアの方による
音楽のコンサートも開かれるの。
年間通じての これらの行事を
その時々に 入院されている患者さんは
とても楽しみにされています。

病棟にも 春夏秋冬 季節が流れ
そこに 優しく響く 音楽が流れている。
わたしも 行事の時は 裏方のお手伝いをしながら 
みなさんと 楽しい時間を過ごします。

デイルームに飾ってある笹の葉には
願い事の短冊が 色とりどり・・・
昨日 しみじみ読ませて頂いたら
それぞれ いろんなお願い事が書いてありました。

おじいちゃんの病気が 少しでもよくなりますように
一日でも長く 生きられますように
家族が元気で暮らせますように
また 旅行に行けますように
お勉強ができるようになりたい(お孫さんが書いたのかな)
         など など

そんな真剣な お願いごとに交じって
昨日の記事に書いたような 「宝くじがあたりますように」
不謹慎!?な 短冊もあります  これは わたし(^_-)-☆
でも それはそれで いいんじゃないかな。
病棟の七夕飾りだからといって 
決して 特別な七夕飾りでなくていい。
ごくごく ふだんの ふつうの 七夕飾り
そのことに意味があると思うから。

季節の行事は 患者さんが お家で過ごしていたら
ごく ふつうに 目にすること 耳にすること 体験すること
その ふつうのことを 入院中も味わって頂きたい。
入院生活は ある意味 特殊な日常だけれど
患者さんとご家族にとって 大切な大切な日常なのです。
できるだけ ふだんの日常の雰囲気・・・
その雰囲気作りは とても大事なことだと思うの。

七夕の会は 午後からです。
わたしは 主に お茶やおやつを運ぶ係。
今日は エプロンをして お手伝いします♪
患者さんとご家族 おひとりおひとりに お声をかける。
笑顔でね (^_-)-☆

    🍃

七夕の会のお手伝いも 今年は11回目。
病棟に勤務してから 10年が過ぎました。

折にふれて
これまで 出会ってきた 実にたくさんの方々のことが
思い出されます。
出会いがあって 別れがあり また出会う。
まさしく 一期一会の出会い あり。
5月に ✏ 追憶のひと の記事でも書きましたが
患者さんやご家族に ほんとうにたくさんのことを
教えて頂いています。
生きるということ 支えるということ
死ぬということ 遺るということ
病棟は わたしにとっては 働く場であり
学びの場なのです。

    🍃

どこか幻想的な星々の世界にまつわる 七夕・・・という日
あらためて 出会いと別れを思い出し
感慨にふけっているわたしです。


七夕のころ

     金子みすゞ

風が吹き吹き笹藪の
笹のささやきききました。

伸びても伸びてもまだ遠い
夜の星ぞら 天の川
いつになつたら 届かうか。

風がふきふき大海の
波のなげきをききました。

もう七夕もすんだのか
お空の川もうすれるか。

さつき通つた旅びとは
五色のきれいな短冊の
さめてさみしい 笹の枝


風が吹く・・・
聴こえてくるのは 笹のささやき 波の嘆き
星空から 海へと視線が動き
その目は 再び 星空に・・・
まるで 自分が 空から海 また空へと
風に吹かれているような感じがしてきます。
はるか 天空に見える天の川を
旅人が渡っていく 手には 笹飾りを握って・・・

そんな情景が浮かんできて
ちょっぴり 切ない気もちになります。
 
「さつき通つた旅人」という言葉・・・

さつき通つた旅人・・・
この旅人は わたしが出会った
今は亡きひとびとだろうか。

「生きる」願いを 短冊に書いて
旅だっていかれた ひとびとだろうか。
最期まで いのちを輝かせ その人生を全うされた
尊いひとびとだろうか。
そんなふうに感じて 
何だか 胸の奥が熱くなってきます。

出会った方々の思いや願いが
また あらためて わたしの脳裏に浮かんでくる。
生きる
生きようとする思いの強さ・・・
あるいは また 悟りともいえるような
生と死への達観した思い

様々な方々が その生と死とを見せて下さった
そのことに報いるためにも
しっかり生きねばという思いが湧いてくるのです。

ふと 思えば
わたしも 旅人
まだ 天の川は渡れない 人生の旅人です。

この旅を どのように生きるのか
それは 旅の道中 永遠の課題です。

まずは 今日一日の旅をしっかりね♪

地道に 丁寧に・・・生きる 💛


   おり~ぶ



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追憶のひと

追憶のひと・・・

あるひとを思い出しております。

土曜日の午後6時5分からの NHKの番組
「みをつくし料理帖」というドラマ ご存じですか?
わたしは 今は ほとんどTVドラマを観ていないのですが
これだけはと思い 観ています。

というのは このドラマの原作である
「みをつくし料理帖」という物語に 思い出があるから。

みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 た  時代小説文庫)

「みをつくし料理帖」  高田郁氏の作品です。
あるひとに会うまで この時代小説を全く知りませんでした。
作品名はもちろん 作家の名前も。

でも ある時 この本のことを教えて下さったひとがいたのです。
その方を Aさんといたします。
Aさんとは 勤務先で お会いしました。

    🍃

わたしは 病院に 心理職として勤務しているのですが
仕事の中で 多くの患者さんやご家族とお会いしてきました。
そのみなさんから 実に多くのことを学ばせて頂いている。
Aさんは その患者さんのおひとりでした。

あの時から もう3~4年経つでしょうか。

心理職としての守秘義務がありますので 
詳しいことを書くことはできませんが 
「みをつくし料理帖」のドラマを放送することがわかってから 
あらためて Aさんのことを思い出さない日がなかったほど 
彼のことが 脳裏によみがえってきました。
それぐらい 
彼との出会いが 印象に残っているからです。

彼は 60代 癌の末期の患者さんでした。
奥さまと死別されていて ひとり暮らしのまま 
ずっと在宅で 闘病を続けていました。 
いよいよ最期の時を病院でと 入院されたのです。

窓辺の花

初めてお会いした時から いろいろなことを率直に話されたAさん。
従事していた仕事のこと 発病からの経緯や在宅での闘病の様子 
お子さんのことなど 様々な事を話してくださった。

病気になって失った多くのものに思いを馳せながらも 
病気になってこそ得られた愛おしい時間のことを
あれこれと語られたAさん・・・
もうすぐ人生の最期を迎えんとする時 
深い絶望感や孤独感の中におられたであろう Aさん。

でも Aさんには ある希望があったのです。
それは 死後の世界の存在・・・身体は消滅しても 
自分はあちらの世界でまた生きることができる 
その思いが 彼を支えていたといっても過言ではない。
繰り返し繰り返し そのことを語って下さった。
わたしも いつかAさんのように 
自分なりの死生観をもつことができるようになりたい 
そんなふうにも思いながら お話を傾聴しました。

時々痛みが出て苦しい時以外は 
Aさんはいつも笑顔で 看護スタッフと話をしていました。
話の内容が面白いから ついつい笑いの起こる病室・・・
緩和ケアを受けながら Aさんは 不安感はあったものの 
ご自分なりの死生観をもつことで 
死の恐怖に押しつぶされてしまうことなく 
日々 過ごされていたのです。
 
彼は 在宅時に観ていた映画や
読んでいた小説のことを教えてくれました。
その中には 彼の大好きなSF小説や政治小説 
さらに死後の世界に関する本もあり・・・そして 
先ほどの「みをつくし料理帖」があったのです。

わたしは 早速
「みをつくし料理帖」の文庫本を買って読みました。
Aさんを虜にしている時代小説は いったいどんなものなのか。
なんと それは 
一度読んでみたら 次が読みたくなるような素敵な物語でした。

澪さんという料理人と周囲の人達との人情話。
料理もたくさん出てきて 料理好きにも面白いお話です。
読後は 時々切ない涙は出るものの こころほんわかします。

Aさんは 在宅時 その本に出てくる料理を
いくつか作ってみたと言っていました。
巻末にレシピが載っているんです。

     🍃

そのように 
痛みが緩和され お元気にしていたAさんにも 
最期の時がやってくる・・・ あまりに無念なことではあるけれど
・・・彼は 旅立っていかれました。

Aさんの最期の時 わたしは お会いすることができなかった。
日曜日に亡くなられたからです。
月曜日に出勤して そのことを聞いた時は まさかと思いました。
だいぶ弱られてはいたけれど 
その日も Aさんのお顔をみることができると思っていた・・・
状態が急変して 亡くなられたのです。

Aさんは 駆けつけたお子さん達に見守られて
本当に安らかに 息を引き取られたそうです。

Aさんのいらっしゃらない空いた病室に入ったわたしは 
涙があふれました。
彼とかかわらせて頂いた 数週間のことが甦り 
お別れの寂しさと 感謝のこころでいっぱいになったのです。

わたしは Aさんとの出会いの中で 
いろいろなことを学ばせて頂きました。

生と死 どのように生きて どのようにこの生を閉じていくのか
そのような大きな課題について 
自分自身のいのちと生き方に向き合う時間を 
Aさんは わたしに下さったのです。

   🍃

Aさんの生命は 終焉を迎え
肉体は もろくも消えてしまったけれど 
彼がこの世に存在した意味 
彼が大事にしていた価値観 すなわち いのちは 
ご家族や周りのひとに引き継がれ つながっていく。
Aさんの生命は人生を全うされたが 
彼のいのちは 無限に生きて つながっていく。
生命のつながりは切れても いのちのつながりは切れない。
Aさんのように 死後の世界を信じるひとにとっては
いのちはつながっている。
それは 再会という希望をもたらすのです。

わたしが 今こうして 
Aさんのことを書かせて頂いていることも
いのちをつなぐことになるのかもしれません。

Aさんは 生命を終えたひと
そして 
わたしもやがて 生命を終えるひと
それは 間違いありません。

わたしの「いのち」も また 誰かにつながる「いのち」だとしたら
生きること そして 生命を終えること
そのこと自体が とても意味のあることのような気がします。
「生命」は有限だけれど 
「いのち」は無限につながっていくのではないかと思うから。

追憶のひと それは Aさん
今 あらためて
感謝の気もちで 胸がいっぱいになる。

Aさん ありがとうございます。

あなたのいのちは 
つながっていきます💛



           おり~ぶ



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昨夕は 病棟の勉強会に参加しました。

内容は 「喪失の追体験」 というもの。
他者によって語られた喪失体験を 自分の体験として感じる
そんなワークです。

ひとつの事例(テキストにある)をききながら
その患者さんがたどった こころの旅を追体験する。

ひとは 病気になったとき 様々なものを失っていく・・・
健康だったこれまでの暮らし
健康だったからこそ できていた仕事 役割
元気あふれていた 自分のからだのボディイメージ
これまでできていたものが できなくなっていく

病棟では
そのような喪失体験を抱え 苦しんでいる患者さんを
身体やこころの面からケア・サポートしていくわけですが
医療者自らが その喪失を追体験することで
患者さんのこころを理解し よりよいケアが提供できるように
学んでいるというわけです。

喪失の追体験のワークは 次のようなものです。
4枚のカードが配られる。
そのカード それぞれに
〇私の愛する人
〇私の趣味
〇私の大切なもの
〇私が大切にしていること  を書く。

語り手がいて
ひとつの事例 ある患者さんのたどった物語を読み
途中 途中で そのカードを捨てるように指示する。
参加者は どのカードからでも ひとつひとつ
捨てていく つまり 喪失していく・・・

部屋の灯りを落として 薄暗い中 進めます。
かろうじて カードに書いた字を読めるぐらい。
そんな中で 物語をきいていると
様々な思いがあふれてきます。

物語の主人公に寄り添うような思い
あるいは 自らのいくつかの喪失体験の記憶
あるいは 直近で経験した喪失の出来事・・・
感情が揺さぶられ 涙を流すひともいます。

ひとつ ひとつ カードを捨てていく
その時の哀しさ 口惜しさ 辛さ・・・
患者さんの喪失の痛みを
自分のこととして 追体験するのです。

実は わたしはこのワークは二度目だったので
物語には 耳を傾けながらも ちょっと不謹慎なことを
考えていました。研修係さん ごめんなさい(>_<)

それは 捨てていくカードを 選ばないで捨てるということ。
他のスタッフは どのカードを捨てるか 
薄暗がりの中で じーっと考えてから 捨てるのですが
わたしは カードを見ないようにして
手に触ったカードから 捨てていくことにしました。

そうして 最後に残るカードは 何だろう?
その カードの言葉 宝物にしていくわ。
と言っても どれも大切なことなんだけどね。
まるで おみくじの言葉を期待するように
占い好きのわたしが むくっと起き上がってしまったわけ。


わたしが カードに書いたのは・・・
〇私の愛する人    わたし
〇私の趣味       朗読など
〇私の大切なもの   日々の暮らし
〇私が大切にしていること  幸せを感じるこころ  

ちなみに 前このワークをやった時 カードに書いたのは
まったく違うことだったような気がします。
母が存命中でしたから
〇私の愛する人   母   でした。
あとは なんて書いてたか 覚えていません💦

さて わたしだけの試みは どうなったか?

結果発表♫

カードの言葉を見ていないので 
何から捨てていったかは わかりませんが
最後に残っていたのだけは 見ましたよ。

〇私が大切にしていること のカードでした!!

〇私が大切にしていること  幸せを感じるこころ
わたしは この結果に とっても満足♪

部屋の灯りがついた時のわたしは にこにこしてて
変だったかも。
みな それぞれ 神妙な顔をしてましたから。
だって 喪失の追体験を終えたばかりの顔ですもの。

     🍃

〇私が大切にしていること  幸せを感じるこころ
まさしく 日々思うことです。

これまで体験してきた様々な喪失・・・
そして 日々 更新中の喪失・・・

老いるのだって 白髪になるのだって 喪失
もっというなら
きょうという日を失い あすになるのだって 喪失
生きているということは
限りなく続く喪失体験  そんなふうに思ってます。
でも 失うことの裏側には
ひととしての得るものも しっかりあるから 生きていける。

だから
失われつつある いま いまのことに目を向けて
どれだけ そこに幸せを感じられるか
どんな わたしのドラマを見つけられるか
それが 生きる学習の鍵だって 思ってます。

ささいなことに ちいさなことに なにげないことに
幸せを感じるこころ 大切にしていきたいです


         おり~ぶ


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平日は.午後4時間の.非常勤の職場へ。
早めの昼食をとって.出かけていきます。

これからの暑い季節は.少々つらいです。
 
車内のクーラーが冷える前には到着するぐらい近いので.
歩いていったこともあります。
でも.汗でぐしょぐしょになってしまい.
仕事にはいってからも.汗が止まらなくなります。

それで.最近は.一年中車通勤になりました。

職場の駐車場から.建物に入った時の.
涼しさ.爽快さは.たとえようがないですね。

勤務場所は.4階の病棟です。
もちろん.エレベーターもあるけれど.
体力づくりのために.あえて階段を上ります。
省エネなので.階段はクーラーが効いていません。

軽々と行ける日も.たまにあるけれど.
ほとんどの日は.
息があがってしまいますね。
足が重かったり.
昼食を食べすぎて.お腹が重かったり・・・

あともう少しというところで.ひと休み。


ここを上がると.左手に.重~い扉があるのです。
防火扉なので.結構.力が要ります。

息が切れてハーハーしていますが.

いったん.きゅっと.心をひきしめて.
そのあと.ゆっくり.扉をあけます。


階段を上がるのはきついけれど.
わたしにとっては.それが.仕事に入る儀式なんです。
一段一段上りながら.
仕事への.心の準備をしているように思います。


それにしても.
殺風景な階段じゃなく.
こんな階段も.いいかなあ (>_<)

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      ✐おり~ぶ



















5日.午後だけ働いていますが.月一回だけ.土曜日も仕事の日があります。
それが今日。
しかも.ふたつかけもちです。

午前中は.家から東へ約22km。

昨年からお仲間に加えてもらったカウンセリングルーム。
50分の面接をして
いったん帰宅し.洗濯物をとりこんで.おにぎりをほおばりました。

午後は.家から西へ約13km。

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のどかな田園風景を見ながら
2~3か月に一度の当番になっている電話相談室へ。

敷地内のもみじの新緑に癒されました!(^^)!。

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現在の職種についてから15年目。
21年就いていた前職を辞めて
新たにチャレンジしてからのスタートなのでまだまだ・・・です。

私の定年は・・・・・もうちょっと先かな。

         ✐おり~ぶ