昨日は 11月5日 115(いいごえん)で
縁結びの日だったそうです。
この時季に 出雲大社に 神様が集まり
縁結びの会議をするといわれることから
島根県の観光協会が制定したんですって。

いいご縁・・・

ご縁といえば こんなことがあったんです。

しばらく前のことですが・・・

仕事中の職場に 一本の電話がありました。
ちょうど カンファレンスの時間だったので
みんな ナースステーションに勢ぞろいしてました。
電話がなり 看護課長が受けたの。
それとなく 耳に入った来たのは 課長のことば
「はい おりますが お名前をもう一度おっしゃってください」
「・・・」

そのあと 彼女は わたしに
「〇〇さん Aさんていう男の人 知ってる?」と聞くんです。
わたしは えっ 誰?って 一瞬思ったけど
何とそれは 学生時代に付き合っていた人の名前だったの。
元カレっていうの こんな関係。
もう きつねにつままれたようにぽかんとしながらも
心臓はドキドキ。
なんで なんの話・・・とにかく 何?

知らないとも言えないので
「はい 知ってます」と受話器を受け取りました。

私的な電話だって想像はつくから
医師やナースたちは 男の人ということで 興味津々。
カンファレンスの話し合いは進んでいるけれど
みんな お耳はダンボ状態でしょ。

電話の向こうの声は 確かに聞き覚えのあるAさん
彼が言う。
「ほんとに 〇〇さんなんですね。
どうしてるかなと思って ネットで名前を検索してたら
出てきたので 驚いてしまって。今 そんな仕事してるなんて
思わなかったから ほんとにそうなのか
確かめたくなってしまって電話してしまいました。」
わたし 「おひさしぶりです。そうなんです」
彼「いやあ すみませんでした。どうか お元気で」
わたし「Aさんも お元気で」

それだけのやりとりでしたが 脇汗💦状態でしたよ。
みんなは きっと聞いてるし
何をどう 受け答えしたらいいかって ただただ困惑。

その電話は 何とか無事に終わり
席に戻ると みんなは何もいわなかったけど
にやにやしながら わたしを見つめてる。
仕事中でしたから 何も聞かれませんでしたが
仕事終了後の 休憩室では かなり冷やかされましたね。

「どういう関係?」などと聞くので
「大学時代つきあってた人よ。
ネットで調べて 名前が出てたんですって」と 
簡単に答えました。
「病院のHP 緩和ケアチームのとこで 見たんじゃないの」
と 課長に言われて そんなとこに書いてあったんだと納得。
ナースたちは 「そんなことで電話なんてするの~?」
「なんか もっと別の意味があんじゃないの~?」
「もしかして また会いたいとか言ってくるんじゃない?」
「そしたら 〇〇さん どうするの~?」
とか かなり面白がってましたね。
わたしは「おばさんをからかわないでくださいよ~」と
その場を乗り切りました (>_<)

それにしても こんな電話かけてくるような人だっけ?
しかも 職場に?
それこそ あれ以来 一度も会ったことはないわよ。

などと 思いながら 帰宅すると
何と 彼から メールが来ていました。
何で メルアド知ってるのかしら?

彼とのことを振り返ってみたら 思い当りました。
まず わたしと彼との成り行きを書きますね。

わたしが 大学1年次 彼が3年次に
文学系のサークルで出会いました。
女子高出身だったから 男性に免疫がなかったのね。
3年生と言えば すっごく大人に見えたし
ちょっと屈折した文学青年にあこがれちゃった次第です。
それで 付き合うようになって 約5年続きました。
何と彼は いろいろあって2年留年したので
わたしと同じ年に卒業。
卒業後は 彼は郷里で わたしは県内で就職したので
遠距離恋愛 という状況になりました。
その時は お互いに結婚ということも考えていましたよ。
それぞれの親にも会ってます。

でも 遠距離になった1年の間に
わたしのこころが 微妙に変化してしまったの。

ずっと とっても背伸びして 彼と付き合ってきたなあ。
彼が好きだという本を読み 音楽を聴き
彼に好きになってもらえるように 必死だったなあ。
自分が知らなかったことも いっぱい教えてもらった。
人間関係の難しさ(わたしと彼の関係性)も含めてね。

学生時代

わたしも就職し 新しいステージを歩んで一年・・・

彼から 卒業したいって 思っちゃったの。
彼を 決して嫌いじゃないけど 
結婚して ともに人生を生きていくひとだというふうには
考えられなくなってしまったんですね。
就職して 一気に視野が広がってしまったからね。
単なる わがままなんだろうけど。


それで 彼に伝えました。
「わたし Aくんに会えてすごくよかったよ。ありがとう。
でもね 今は Aくんから 卒業したいの」っていう感じ。 
何と ストレートな言葉かしら。
わたしって こうなると すごく冷淡なとこ あるんですよね。
彼は 二度ぐらい 考え直してと言ってきたけど
最後には 「〇〇ちゃんの気もち 尊重することにした」
と 了解してくれたの。

でもね その後 微妙にショックだったことがある。
だって 一年後の年賀状には 
結婚しましたってあるんだもの。
はやっ!!とちょっと複雑な気もちにもなったけど
彼が幸せになったんだらいいわと 安心しました。
だから わたしが結婚した時も 年賀状に書きました。
以来 時々は年賀状が来て 返事出したりしてたの。
夫との死別も 彼は知っていますが
わたしが転職したことは知らないです。
メルアドを書いた年賀状を出したのは 前職にいる時。
その後 ずっと 連絡は途絶えていました。

もしかして その時のメルアドで メールしてきたの?
なんと ものもちのよいひとかしら。

そして そのメールには 近況とともに
末の娘さんの大学(父と同じ大学)の卒業式があって
こちらに来たときに 昔のことを思い出したとありました。
懐かしくなって ネットで旧友の名前を検索していたら
わたしの名前を見つけて 確かめたくなったとのこと。
職場に電話してしまい 大変失礼なことをしたと
お詫びの言葉があり 文末は 
「どうぞ お元気で」と結んでありました。

近況を書き 返信しましたよ。
「驚いたけど 久しぶりにお声がきけてよかった」と。
そして わたしも 「どうぞ お元気でね」と 結びました。

    🍃

だんだん 歳を経て 人生の後半に差しかかってくると
これまで 出会ったひとたちを懐かしむ気もち
出てきますよね。
どうしてるかな って 思う相手 
誰でも いるんじゃないでしょうか?
彼のように 実際に確かめなくても 
こころの中で 思いを馳せる相手・・・

その こころの先には 過ぎ去りし過去の自分
若かりしころの 懐かしい自分がいるんだと思います。
それは とっても 自然な気もちですよね。
これまでを振り返りながら ひとは生きていくんだから。

これまで出会った すべてのひとたち
現在までおつきあいが続いているひと そうでないひと
たくさん たくさん いますもん。

今は
みんなみんな 出会ってくれて ありがとうっていう気もち・・・

彼への 「どうぞ お元気でね」という言葉に
わたしは 感謝の気もちを いっぱい込めました。
だって 今は 懐かしさより あの時はありがとう
出会ってくれてありがとう それしかありません。
そして どうぞ 今幸せでいてねって思うだけ。

ナースたちは この後のことを勝手に想像して
楽しんでいたけれど 残念ながら 続きはありませんよ。

Aさんは 昔々に出会った ともだち なの。
セピア色の思い出は もうすでに The Endなのですから。

いま ここにあるご縁
これから 出会うかもしれない ご縁
それは ひとに限らない すべてのご縁

そのご縁を大切にして
生きていこうと思います 

         ✐ おり~ぶ


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立冬に思う・・・ 日本水仙に寄せて

冬は 小さく暮らします。

comment iconコメント ( 2 )

ワクワク

こんばんわ。おり~ぶさんのお話を読んでて小説のようにドキドキワクワクしてしまいました。素敵なお話ですね~(^^)/遠い昔のお話でも縁があって繋がった人はずっと心の中に残っているものですよね。私もちょっぴり昔を懐かしんだりしてしまいました(#^.^#)素敵なお話有難うございます

名前: ののはなかれん [Edit] 2016-11-07 18:00

Re: ワクワク

ののはなかれんさん こんばんは。
ありがとうございます!!

記事を書きながら わたし自身もドキドキしたり
ひやりとしたりしてました。
楽しんでもらえたなら よかったです♪

昔を懐かしむ それも時には大事ですね。
人生の振り返り・・・
この歳になると 前より増えてきたような・・・
かれんさんは 何を思い出したのかなあ(^_-)-☆

名前: おり~ぶ [Edit] 2016-11-07 18:54

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