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わたしといっしょ♡

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二度と繰り返せない人生

Category - 雑感
雨の音で 目覚めました。

昨夕は ほんのり夕陽が見られたから
明日も 少しは晴れるのかなと思っていたのにな。

    🍃

このごろ 夕焼けの空の風景をみるのは
平日は 勤務先の病棟の窓辺から・・・
つるべ落としの秋の夕暮れというように
あっという間に日没がやってくる。
ちょうど退勤時間10分ぐらい前には
すでに太陽が 遠方の山の端に沈んでしまいます。

その時間帯は 
夜勤と日勤のナースさんの申し送りの時間。
わたしも 記録などを終えて 本棚の整理をしたり
廊下の窓にかかっているブラインドを下ろしたりしながら
この時間を過ごします。

窓の向こうには はるか遠くに 筑波山も見えるので
西側の窓辺は 患者さんにもご家族にも スタッフにも
人気の場所なの。
時々 医師も夕焼けをみていることがあるので
そんな時は おじゃましません。
ひとりで 眺めていたい時って 誰にもありますから。


落日
          門倉 さとし

いま あざやかに 落日は
雲のおびをいろどりながら
ゆっくり息を吸い 息を吐き
急がず 立ち止まらず
色を変え 形をととのえ
どこまで すきとおるのか

いまくっきりと 落日は
山の肩をふちどりながら
ゆっくり空にもえ 空にとけ
しずかに この瞬間も
影を編み 光を織って
どこまで すきとおるのか

この落日は 二度と見られない
この人生は 二度とくりかえせない
   
          「光と影の四季」より

まさしく この詩のように 太陽は沈んでいくなあ。
日々 見ていると ひとつとして 同じ風景はない。
太陽は ひとつで 同じ繰り返しなのだけれど
二度と 同じ景色は 見られません。
空のいろも 雲のかたちも 風も 空気も
それを見ているわたしの日々も・・・

ゆうやけ

医療の現場で 患者さんやご家族の 今を生きる姿に
かかわらせて頂くようになってから
これまでにもまして
自分自身のいのちや生き方に向き合うことが多くなりました。
人間の生と死・・・ 
どのように生きて どのように この人生を閉じていくのか
そんな大きな課題に向き合わざるを得ない
そういう場に 自分は居させてもらってるなあと
しみじみ 思うのです。

患者さんやご家族 医師やスタッフ それぞれが
それぞれのいろんな物語を生きて 交わりつつ
病棟の時間が過ぎていく・・・
そのような いのちの時間を紡ぐ場から見える
日没の風景は また 特別なものに思えてしまう。

この落日は 二度と見られない
この人生は 二度とくりかえせない

この言葉が ぐーっと胸に迫ってくるのです。

そう この人生は二度と繰り返すことはできない
一度きりの人生なのだと あらためて思います。
言い古された 月並みな 陳腐な言い回しかもしれないけれど
確かに 一度きりの人生なのだと。

そう思うと 夕陽を見ながら 勇気がわいてくる。
この人生を生き抜くぞという勇気です。
だって 一度きりの人生
二度と繰り返せない人生ですものね。

     🍃

ところで
太陽は 西のお山に沈むけれど
朝になれば また東から顔を出す。
日没は その日の終わりではなく 明日への始まり。
その日の日没をしっかり こころに留めて
また 新しい今日を生きますよ~

     ☔

それにしても 今日は 夜まで降るのかしら。
冷たい雨が じゃんじゃんと降っていて
わが家の窓辺も わたしのこころも 寒いさむい(>_<)
なんてたって おひさまが見えません。
したがって すてきな日没の風景も期待できません。
    
     ☀

でも こんな詩のフレーズ あったような・・・
こころに太陽をもて 唇に歌をもて・・・」
こどもの頃に知って覚えたような記憶がよみがえります。

こんな雨降りの一日は
こころに太陽をイメージして 胸元あたたかくいたしましょ♪

今頃は 真南にさしかかる頃かしら。
見えていないだけなのよ。

一度きりの人生
二度と繰り返せない人生だから
こころ 冷えびえよりは 
こころぽかぽかで まいります ♡


と ここまで書いたら
なんと ちょっぴり薄日がさしてきました ☀
さっきまで あんなに降っていたのにね。
ちらっと 青空なんかも見えますよ~

お天気も人生も わからない わからない・・・
流れにまかせて まいります


         ✐ おり~ぶ


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Category - 雑感

2 Comments

しおん  

いつも素敵な詩を紹介してくださって、ありがとうございます。
門倉さとしさんの「落日」、しっかりノートに書き留めました。

>日没は その日の終わりではなく 明日への始まり。

おり~ぶさんの言葉に、ふと思い出したフレーズがあります。

「夕焼けをおいかけていると
 昨日と今日は、
 やさしく つながっているようだった。」

絵本作家 いせ ひでこさんの『グレイがまってるから』の一節です。
生と死に向き合うのは、人として生まれてきた者の務め、責任なのかも
しれませんね。年齢を重ねるごとに、そう思わされます。

2016/11/11 (Fri) 14:31 | REPLY |   

おり~ぶ  

Re: comment

しおんさん ありがとうございます!!

「落日」を書き留めて下さったとのこと
すごく うれしいです♪

いせひでこさんの言葉も 何と詩的でステキでしょう。
わたしは 「グレイがまってるから」は読んだことがなかったので
読んでみたいと思います。教えて下さって ありがとうございます。

いせさんといえば 
被災地のクロマツを描き続けた彼女を
3年間追い続けたドキュメンタリー映画
「いのちのかたちー画家・絵本作家いせひでこ」が
19日から 東京で上映されるそうですね。
すぐには見られないと思いますが いつか必ず見てみたいです。

いのち 生きること 死ぬことに向き合うことは
しおんさんのおっしゃるように
ひととして生きる上での務めや責任なのかもしれません。
いろいろなひとの考え方からも学びつつ
わたしなりの死生観をもって生きていきたい
そう思っています。

2016/11/11 (Fri) 19:29 | REPLY |   

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