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情けは ひとのためならず・・・

Category - 雑感
今日の話題は
わたしの身近にいる 年上の女性にまつわること

その方は Aさん すてきな笑顔の71歳 
わたしが勤務している病院で ボランティアをなさっています。
病院全体では 総合案内や 病棟の衛生材料づくりなど
緩和ケア病棟では 行事のお手伝いやティーサービスなど
ボランティアの会の一員として活動されています。

わたしは 毎週1回 二時間ほど
病棟で Aさんとお会いしています。
多い時は2回ぐらい。
患者さんにお茶をお入れするテーサービスをして下さるの。
また 鏡開き から始まって クリスマス会まで
四季の行事が行われるのですが 
そのような行事の時にも 当番制で おいでになるのです。

Aさんと出会って 9年。 

わたしが勤務する以前から 活動されているので
初めの頃は 病棟の様子などもいろいろ教えて頂いたの。

病院以外でお会いすることはありませんし
活動中は Aさんもお忙しいので 
じっくりとお話などしたことはなかったのです。
でも 先日 お茶の注文が少なくて
お暇な時があったんです。
キッチンに出向き 「お困りのことはありませんか?」
と声をかけたことがきっかけで いろいろお話できたの。

そこで 話題になったのは
Aさんが なぜ ボランティア活動をするようになったのか
ということ。

彼女はその日 病棟に来る前の集まりで 院長先生から
ボランティア20年間の感謝状を頂いていたの。
「ねえ 〇〇さん 見て下さる? こんなもの頂いたのよ」
と 少し照れたような表情で 見せて下さったんです。

こういう流れになると 
どうしたって うかがいたくなりますよね。

20年間のご奉仕の感謝状にお祝いを述べつつ
「こんなに長きにわたり どのような思いで
頑張ってこられたのですか?」と聞くと
Aさんは 快く話して下さいました。

Aさんが 活動を始めたきっかけは このようなことでした。

子どもさん達の手が離れた 40代~50歳ごろ
ご自身の親御さんやご主人の親御さんを
あいついで看取られた。
特に 義両親の介護は 壮絶だったそうです。

まだ介護保険制度もなく 自宅でみるのは当然の時代
三男の妻だったが ご主人の実家まで足しげく通ったの。
そうしなければならない 何らかの事情もあったのでしょうが
それもさることながら
何より 彼女のこころにあったのは・・・

「人間はひとりで生まれてきたんじゃない
義父や義母がいなかったら 自分の夫はこの世に生まれず
自分も出会うことはなかった」

そう思うと ご主人の親御さんのお世話をするのは
当然のことなんだと思ったそうです。

でも 実際には きれいごとではすまないぐらい
苦しく辛いことは 山ほどあった。
お下のお世話をはじめ 親御さんやごきょうだいとの関係など
神経をすり減らすことも いっぱいあった。
あまりに疲れ果てて 介護を終えて 帰宅してから
ご主人に不満をぶつけたこともあったとのこと。

でも
結果的には 家族一丸となって お世話をするようになり
親御さんを無事に看取ることができて
彼女のご苦労も報われていきました。

Aさんは そのような体験のあと 生涯学習の講座に参加し
福祉関係のことに興味をもちました。
そこでの学びと介護の体験から
病院でのボランティア活動を始められたとのこと。
「元気なうちに何か したい」
そう 思ったそうです。

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わたしは ただただ 彼女の体験談に圧倒されました。
具体的な介護のエピソードの数々は
ここでは書くことができませんが
そのような大変なご苦労があって 今のAさんがいるのだ。
そこから さらに 学び 20年間もボランティア活動を続けて
こられた 彼女の奉仕のこころとバイタリティーに胸を打たれ
目頭が熱くなる思いでした。

そんなわたしを見て Aさんは さらりっとおっしゃいました。

「情けはひとのためならずって言うでしょ。
ほんとに ひとのためじゃないのよ。
わたしは 自分のために 20年間やってきてるのよ。
誰のためでもない 自分のため。
自分のためって言っても
損得の得じゃないわよ 自分の徳のためかしら。

こうして 外に出ていると 身体動かすでしょ。
ひとの輪の中にもはいれるでしょ。
できるだけ元気でいたいから やってるだけ。

やがて 私が死ぬとき 子どもや孫が
おばあちゃんは そんなことやってたひとなんだ
そんな生き方してたんだって
認めてくれたら うれしいわね。

それに こんなふうに活動してたら
子ども達や孫も どこかで 誰かに大事にしてもらえるんじゃ
ないかしら 守ってもらえるんじゃないかしら。
それが ほんとの意味での 情けは ひとのためならず でしょ」

自分のために やっている!!
何という潔い言葉でしょう。

人のため・・・なんていわれたら 偽善的って思うけど
自分のためって 堂々と言われると
うん ほんとは そうだよねって信じられるから。

そして 体験談が終わった時
今日のこと ブログに書きたいって とっさに思ったわたし。

「ブログに書いてもいいですか?
Aさんのお名前も わたしも匿名です」 とおそるおそる言うと
彼女は これまた すっきりと承諾して下さったの。
「どうぞ どうぞ これぐらいのことは みなさん
経験なさっているかもしれないわ。少しは 共感して
頂ける部分があるんじゃないかしら」

ということで
今日の記事にあいなった次第です。

実は このAさんとのやりとりには 更に続きがあるのですが
あまりに 長くなってしまうので
それは また 次回に書こうと思います。

   🍃

情けは ひとのためならず・・・

ひとにかけた情けは やがて
自分にとって よい報いとなって 巡ってくる。
ひとにしてあげた親切が
そのひとの徳になり 与えた本人が 光を放つ人間になる!!

Aさんの きらきらと輝く やさしい笑顔は
そういった 徳の光そのものなのかもしれません。

情けは ひとのためならず・・・

Aさんのおかげで 
こころに残る 忘れがたい言葉となりました ♡


             おり~ぶ


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Category - 雑感

2 Comments

ののはなかれん  

ボランティア

素敵なお話を有難うございます。
私が難病でお世話になってる病院もいつもボランティアの方を
募集してて何度か興味を持ったことがあります。
ただ中途半端な気持ちで応募してもいけないと思うので
今だと言う気持ちになった時が心からお手伝いが出来るのだと思うので
まだその時は未定なんですけどね(*^▽^*)

2016/11/19 (Sat) 21:11 | EDIT | REPLY |   

おり~ぶ  

Re: comment

ののはなかれんさん ありがとうございます!!

そうですか。そちらの病院でも ボランティアさんいらっしゃるんですね。
ご興味がおありだったんですね。
きっと 今だっていう時 訪れると思います。
願っていて 意識してると 必ず実現するって思うので。
まだ未定だけど 必ず その時がやってきますよ~
こころからお手伝いするっていう言葉 いいですね。
そんなふうに思っているかれんさんも 素敵です♪ 

2016/11/19 (Sat) 21:51 | REPLY |   

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