今日は 「傷」にまつわるお話です。

★一つ目の 傷の話 

先日 沈丁花の挿し木をしました。

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義姉の家の沈丁花が 突然枯れてしまったので
それなら 我が家の花を挿し木して 
プレゼントしようと思ったのです。

ネットで調べたら 沈丁花は
原因不明で枯れてしまうようなことがあるらしい。
挿し木に向いている花木なので それで増やしておけば 
毎年いい香りの花が咲く・・・
ということを書いているひとがいました。
この季節が 挿し木にいいらしいので さっそく 枝を切って
水に浸してから 植木鉢の土に挿しました。

たくさん水を吸い上げられるように 
切り口を斜めに切りながら思いました。 
生々しい切り傷・・・
この枝を土に挿すだけで 根が生えてくるのだから不思議だわ。
土に植えなくても 水の中に入れておくだけで 
白い根っこが出てきます。
これは 沈丁花に限ったことではない。

あらためて ネットで調べてみたら
葉や茎を切ると 傷口に
何の細胞にもなる幹細胞というのが生じるらしい。
それで 根が出るんですね。

そこで 急に 思い出しました。
吉野弘氏のエッセイ「詩のすすめ」の中に 
挿し木のことが書かれていた。
ページをめくりにめくって探したら ありました!!

ちょっと長くて すみません。

「創造 クリエートという言葉は このごろ大層評価の高い
言葉のようですが 創造の創が「きず」だということは
意外に知られていないようです。
(絆創膏という薬もあることです。)創造の創は 
もちろん「物事の始まり 始め」という意味ですが 
物事の始まりが「きず」だということは
大変意味深いという気がします。

創造らしい創造をする精神は 
そのいとなみに先立って 
何等かのきずを負っているのではないか。
きずを自らの手で癒そうとすることが
創造につながるのではないか。

植物を挿木によって殖やす場合 枝の一部を刃物で殺ぎます。
地中に挿しこんだその傷口から 初々しい根が生えます。
このことは 「きず」と「創造」がまさしく一語の中の
二つの姿であることを 感得させてくれます。」


「きず」と創造・クリエートを結び付けた発想に 
さすが詩人だわと感嘆!!
挿し木をすることが 傷から新しいものを生み出す 
創造するという意味合いをもつ行為なのだと思ったら 
何だか感慨深く 植木鉢の沈丁花を見つめてしまいました。 

傷口に新しい細胞が生まれて 自らの力で根を伸ばし 
新たな沈丁花として育っていく・・・
まさに 植物の力 生き物の力です。

植木鉢の土は 乾かさないように 
毎日少しずつ水やりをしています。

★ふたつめの 傷の話

この話を書くのは とっても悲しい・・・

昨夜 友達が知らせてくれたメールで こころが青ざめた。
何と わたしの大好きなボーカルグループLE VELVETSの
メンバーのひとりが 児童買春で逮捕されたのです!!

メールを見て 心臓が飛び出るくらい驚いて 
急いで ネットで見たら・・・確かに書いてありました。
公式ブログには 事務所の謝罪文があり 
彼は 無期限活動停止になったとのこと。

やってはいけないことをやってしまったKさん・・・
何で? どうしてそんなことを?と
悲しくて 腹がたって 涙が出ました。

Kさんのことはもちろんだけど 他の4人のメンバーのことも
とっても気になったし グループが存続していけるのかどうか
ということも ファンのひとりとして 心配でなりません。

これから・・・ これから頑張っていくところに来ていたのに
Kさんは いったい 何を考えていたのぉ(>_<)
ひととして おとなとして 社会人として 歌い手としての 
いろんな自覚と責任 感じてなかったのぉ。
美しいバリトンを響かせ 誠実な人柄が人気だったKさん
いったい どうしちゃったのぉ。

ひとりの少女を傷つけ
そして
自分自身を傷つけてしまう結果となる
行動をしてしまった Kさん・・・
ブループのメンバーも どんなにか傷つき 
苦しんでいると思います。

昨夜は そのことで 夜明けまで眠れませんでした。
悲しくて 悔しくて 心配で・・・ 

一夜明け 
わたしが見ている新聞の記事には 
Kさんのことは載っていませんでした。
同じようなことで騒がれている 某俳優さんに比べたら
それは 知名度まだまだの存在ですから・・・
だからこそ 
これから頑張っていくグループだったはずなのにと 
またまた 切ない気もちのわたしです。

でも こうして 記事を書きながら
だいぶ こころが落ち着いてきました。
それは 「きず」と「創造」の吉野氏の文章を読んだから。

ひとを傷つけ みずからも これまでにない傷を負ったKさん
すでに犯してしまった過ちは 事実として消えることはない。
今 やらねばならないことは そのことを まず謝罪して
しっかりと悔い改め 罪を償うことでしょう。

自らの傷を治していくのは まずは 自分自身しかいない。
吉野氏の書いているように 
きずを 自らの手で癒そうとすることが 
創造につながるのではないかということ。
この場合の「創造」・・・Kさんの場合は 
「再生」「新生」という言葉の方が ぴったりするかもしれない。

悔いて 償う道のりは 長く 苦しい道のりだと思うけれど
やがて その苦悩の中から 白い根っこが出てきてくれる。
傷を自らの手で癒し そこから根を伸ばして 
新たなKさんとして 生きていってくれる・・・
そう願わずには いられません。

Kさんは 必ずや 新生Kさんとして
また あの歌声を聴かせてくれる・・・
ファンのひとりとして
Kさんのこころを信じて 待ちたいと思っています。

   🍃

ひとは誰でも 少なからず 何らかのきずを負っていると思う。
許されないきず 許されたきず 
許したくないきず 許したきず
自らすでに癒したきず
今だ 癒されないきず・・・
いろんなきずが あるけれど
きずは 創造の始まり 新たに生きることの始まり・・・

沈丁花の挿し木に水をやるように
わたしも 
自らのきずを癒す こころの水やり 続けます。

「傷」は 創造のはじまり・・・
そのことを心に留めて 生きていこう💛 


      おり~ぶ


今日も おつき合い下さいまして ありがとうございます  

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その言葉は ちょっと酷いんじゃないかぁ・・・

あいにくの雨 ううん 恵みの雨。