「亡くなった方を思えば やれないことはない」
この言葉に こころを打たれました。

どういうことかというと・・・

昨日の朝 TVニュースで 
陸前高田市の種苗店主・佐藤さんのことを報道していたの。
わたしは この佐藤さんのことを初めて知りましたが
大震災関連の報道などで 
すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。

彼は 津波の被害のあと 
ご自身の種苗店を 何とか再開しながら
一冊の英語の本を書かれたのです。

「The Seed of Hope in the Heart」 心に希望の種を・・・

英語が得意だったわけではないという佐藤さんが 
懸命に書き綴ったのは 大震災の津波の体験でした。
陸前高田市の 
最も被害の大きかったところに住んでいた佐藤さん
津波で 種苗店も何もかも失ってしまった・・・
その体験を 多くのひとに伝えていきたいと思ったのです。

でも なぜ 英語だったのか・・・
TVでは 佐藤さんの知り合いだった英語講師の男性が
紹介されていました。
彼は 津波に流され亡くなったのです。
その男性とのご縁を 
佐藤さんは 深くこころに感じていたのでしょう。

そして その彼も含めて 津波によって亡くなった 
多くの人々の無念の思いが 彼を突き動かしたのです。
震災後は 多くの外国人も 被災地を訪れているようですが 
そんな時 被害の状況や人々の思いを 
何とか その国の言葉で伝えられないか 
そんな背景もあったと思います。

佐藤さんには ぜひとも伝えたいことがあった。 
その伝えたい情熱が 言語のハードルを 越えさせた・・・。
それが 英語での体験記 そういうことだったのだろうか。

TVの中で 佐藤さんは言っていました。
「日本語で書いたら切なくて書けない。
例えば ご遺体と書くと 辛くなってくる。
英語では Bodyとだけ書けばいいから」
そして
「亡くなった方を思えば やれないことはない」と。

亡くなった方を思えば やれないことはない・・・
わたしは この言葉に胸が締め付けられるような衝撃を受けて
食事をしながら見ていた箸を 思わず置いてしまったほど。
食い入るように 画面に映る佐藤さんを見つめていました。

一語一語 電子辞書を引きながら 
数か月かけて書き綴った 英語での体験記
「亡くなった方を思えば やれないことはない」その一念が
彼を励まし続け 一冊の本を完成させたのだ。
そう思うと 熱いものがこみ上げてきて 涙が出てきます。

被災地は 当時 まだまだ普段通りの暮らしは
できていなかった状況だったでしょう。
お店の再建など 佐藤さん自身も 
自分のことで精一杯だったのではないか。
そんな中で 何ものかに取りつかれたように 
執筆を続けた 佐藤さん
しかも 英語で・・・
わたしは 何か 崇高なものを 彼に感じたのです。

     🍃

TV映像の後
ネットで 佐藤さんのこと 本のことを調べてみました。

佐藤さんは 45歳で脱サラ。 家業の農業に従事し 
さらに種苗店を始められた。
当初はいろいろご苦労があったけれど 種苗店がやっと
軌道に乗り始めた矢先の 大震災。
被災後は さらなる艱難辛苦の状況の中 
荒れ地に お店を再開し 震災体験を伝えるという活動も
精力的にしておられる そして 彼もまた 現在 60代・・・

「The Seed of Hope in the Heart」の前書きには
津波の被害を最小限にとどめること
力強く自らの手で復興していくこと
助け合うこと・・・そのようなことが書かれているそうです。

そして この本の音読会を通して 
体験を伝える活動を共にしている方の文章の中に 
こんな部分がありました。

「夜になると 亡くなった人が 書いてくれと叫ぶんだよ」
と 佐藤さんは言っていました。佐藤さんの住んでいるところは 
最も被害の多かったところ・・・

そうだったのだ。
佐藤さんには 亡きひとの叫びが 
なきひとのこころの声がきこえたんだ。
ほんとうに 聴こえたのかもしれない・・・
わたしは あらためてそう思いました。

「The Seed of Hope in the Heart」は 
その後 中国語版もできているそうです。
これも 佐藤さんが書かれている。
指導してくれる人がいるにしても 
中国語にもチャレンジしてしまう佐藤さん
すごすぎます!!
題名は「在心中希望的種子」 

「在心中希望的種子」
この本をもって 台湾にも出かけていった佐藤さん
台湾は 実に多くの支援の手を差し伸べてくれた国だから
感謝の思いを込めて 
その本を紹介してこられたのだと思います。

現在の佐藤さんは なお熱意をもって 
世界に情報発信を続けておられる様子・・・
益々の ご活躍をお祈りしています。

   🍃

佐藤さんのことを知り
「亡くなった方を思えば やれないことはない」
この言葉を聞き
そのような思いで頑張ったこと わたしにあったかしら?
と 自分の人生を さら~っと振り返りました。
佐藤さんのような 偉大な行いをされているひとと比べるのは
おこがましいけれど ふと そう思ったのです。

そして・・・
「亡くなった方を思えば やれないことはない」と
そこまでの熱い思いでやったことは・・・思い浮かばなかった。

少しぐらいの意気込みでやったことは あったかもしれない。
それは それで 自分が生きた証として わたしにとっては
貴重な体験になっています。

でも 佐藤さんのように 英語の本を書いてしまうというような
得意でなかったことにチャレンジして 成し遂げてしまう 
そんな気迫に満ちたこと したことはなかったです。

だから 彼のしていることに 感動してしまう。
ひとに伝えたい思いの強さ そして その実行力
そこに わたしは 惹きつけられたのだと思います。

自分の人生で 一度ぐらい 
そんなエネルギー出せたらいいなぁ。

震災の被害に限らず 病気や事故 災害などで
おそらくは 志半ばで亡くなっていく方の無念さを思えば
やって やれないことはない・・・

そう やれないことはないのよね。

一生に一度ぐらい
熱きこころで チャレンジすること できたらいいな。
もう 62歳だけど まだ 62歳・・・

目立たないことでいいから
小さなことでいいから

自分が自分に「よく やったね!!」と言えるように
まだまだ もちっと 頑張りたい♪


「The Seed of Hope in the Heart」

ふたば

彼はまた わたしのこころにも
一粒の種をまいたのです。
人生の希望の種を ひとつ・・・

ひとは ひとのこころに動かされる。
佐藤さんは 亡きひとのこころに突き動かされた。
そして わたしは
佐藤さんのこころに 動かされている。

わたしの魂が 揺り動かされている 💛


     おり~ぶ



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その言葉は ちょっと酷いんじゃないかぁ・・・