本題に入る前に ちょっと前置きいたします。

昨日は 二週に一度の 朗読スタジオへ

今年のレッスンのテキストは 和ものです。
伝統芸能の出し物の中から いくつかの作品の一部を
読んでいくことになりました。

講師のJ先生は 洋ものの舞台にもたつ役者さんですが
もっともお得意としているものが 「和」の世界

わたしは これまで 読んだり 観たりしたことが
ほとんどなかったので とっても新鮮。
昨日までに 三作品の一部を読みました。

婦系図(おんなけいず)
三人吉三(さんにんきちざ)
源氏店(げんやだな)

よみがなを書いたのは 初めて見た時 
わたし 実は ほとんど読めなかったから(>_<)
朗読仲間には スイスイと読めるひとがいましたよ
ふだんから 歌舞伎などの伝統芸能を見ているひと。
さすがねぇ。
おとなのたしなみとして それぐらいわからないと・・・
とは いわれなかったけど ちょっぴり恥ずかしかったわたし。

    🍃

前置きが長くなってすみません。
今日の話題は レッスンの中身のことではなく
食べるという行為について・・・
なんじゃそれ?と お思いでしょうが 
よろしくおつき合いくださいませ。

    🍃

「食べる」にまつわる J先生のエピソードから

J先生は レッスン日の朝 東京からいらっしゃいます。
午前中のクラスは 午前10時~12時40分
午後のクラスは  12時50分~ 15時30分
何と ふたつのクラスの間は 10分しかないのです。

わたしは 午後クラスなの。
午前クラスが終わってから 部屋に入るのですが 
その時 先生の姿はみえません。
たぶん 急いで別室に行き お昼を食べるのかなあ。
それとも 電車の中で 遅い朝食をとってくるのかなぁ。
そんな想像をしています。

その日も 時刻ぴったりに 先生が着席されて レッスン開始。
でも 先生が 開口一番
「ごめん 昼飯食べられなかったんだ」と言いいながら
バッグから サンドウィッチを取り出したの。
わたしは 今年で 3年目の朗読スタジオだけど
先生が そんなふうにしたのは 初めてのこと。

みんなも え~と 同情的なため息。
「どうぞ どうぞ 召し上がってください」という雰囲気になり
先生は 「すみませんねぇ」と茶目っ気だしながら
おもむろに サンドウィッチの包装をほどきだして
・・・・・
急に 顔をあげると
「やめとこ 裏の部屋で食べてくるから ちょいとお待ちを」
などと言って そそくさと 扉をひいて 姿を消した。
みんなが テキストを黙読していると 
5分ぐらいたって 先生は戻られた。

わたしは この先生の行動が すごく 興味深かったんです。

彼は さすがに 
みんなの見ている前では 食べられなかった。
約40人の生徒の前で 食べるのは それは 恥ずかしいでしょ。
「食べる」という演技を見せるなら 平気なことだけれど
「食べる」という 素の行動は とれなかった。

わたしが 同じ立場でも そうしたと思います きっと。
「食べる」という行為のもつ意味を考えると
先生がとった行動は きわめて自然な行動だと思うから。

「食」は 生命維持に欠かせない本能的・生理的な営み・・・
「食べる」って 「食う」ともいうでしょ。
心理学では 「食う」「食べる」という表現が 
「食」のもつ攻撃性と交流性を
表しているとも とらえられています。

食べる時の 「噛み砕く」呑み込む」という行為・・・
赤ちゃんは お母さんのお乳を吸いつくし
歯が生えれば乳にかみつく・・・どこか 攻撃的な感じがします。
そうやって 生命は 育ってきてます。
生まれた時からの 本能的かつ 攻撃的な行為がなかったら 
ひとは 成長できません。
だから 「食い入る 食い下がる 食いつく 食いつぶす 
食ってかかる その手は食わない」などの比喩の言葉も 
攻撃的な意味合いを含んでいますでしょ。

また 授乳という「食べる」を通して 
母と子の 密接な情緒的な交流が行われ
基本的な信頼感が 育まれていくともいわれています。
「同じ釜の飯を食べた間柄」というような言葉もあるように
「食べること」は 人間関係の最も 根源的な様式・・・

このように 「食う」「食べる」は 
「食」のもつ攻撃性と交流性を表現していると
言われているのです。
少々 硬い話になりました (>_<)

「食」のもつ 攻撃性と交流性・・・

J先生のとった行動・・・
そもそも「食べる」という行為が 本能的・攻撃的な行為であり
そこにまた 
口や唇という セクシャルなパーツの組み合わせ・・・
「食べる」顔を 見せたくないと思う その心理
わかりすぎるほど わかります(^_-)-☆
最も プライベートな姿 そうそう 見られたくないですよね。
しかも 40人が いっせいに見るわけですから。

食べてる時の顔・・・見せるの 恥ずかしい?
わたしも 昔々あったわね。
初めておつき合いした異性と 食事をするのが 
恥ずかしくて 恥ずかしくて
どうしたら 食事しないで過ごせるかって
とんでもないこと 悩んだことがありました。

まあ そのころは ただただ恥ずかしいという思いだけで
どうしてそう思うのかは 全くわかりませんでした。
自分の本能的・動物的な姿を 好きなひとに見せたくない 
そんなものを見せて 嫌われたらどうしよう。
そんな無意識が 働いていたのでしょうね。

ちなみに 
J先生が サンドウィッチをもって別室に消える時
こんなことも 言い放ってました。
「男と女が いっしょに焼肉食ってるっていうのは
そのふたりが できてるってことらしいよ」と笑いながら。

「こらこら 先生!! スタジオには うぶな高校生もいるのに
そんなこと言って~」と思いながら
あながち 間違っていないかもという感じです。
焼肉を食べるって いろんなものを食べる中で
かなり 動物的なにおいが ぷんぷんしますもの。
ヒトという動物が 動物の肉に かぶりついてるわけですから
本能丸出し以外の なにものでもないわね。
ふたりの関係性が かなり深まっていないと
なかなか そんな姿見せられないかも 特に女性は?!

ということで
食べる姿を 見せなかったJ先生のエピソードを書きました。

記事を書きながら
かなり 若かりしわたしの 
異性の前で 食事することが恥ずかしかった 初々しい恋など
思い出してしまいました。

    🍃

わたしは ひとり暮らしなので
ふだんは ひとりで食べてます。
むしゃむしゃ くちゃくちゃ 本能的な攻撃性を発揮して
食物の栄養を とりこんでいます。
生命維持には欠かせません (^_-)-☆

そして 時には 親しいひとと
これまた ガツガツ ワイワイ 食べてます。
食べてる顔を見られても 気にならずに
食べて 飲んで おしゃべりして・・・
そんな交流が できること ありがたいわねぇ。

ちゃんと噛んで
しっかり 食べますよ 今日も💛


   おり~ぶ



今日も おつき合い下さいまして ありがとうございます  

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