今日は 母のお命日。
この日 88歳の生涯を全うしました。
89歳まで あと数日というところ。
もう4年になります。

昨年の8月3日も 記事に書きました。
未読で お時間の許される方は ぜひぜひm(__)m
   ☟
母さん・・・義姉の家へ。

晩年は この家で暮らしてもらったので
折にふれ 家の中の ここかしこに
母の面影をみています。

    ⁂

亡くなった日 母の遺体は 義姉の家に戻りました。
母が頼りにしていた亡き長兄のところ。
座敷のお布団に横たわった母の顔は
今にも起き上がってきそうなほど
眠っているような
静かで 穏やかな顔をしていました。
今でも その時の
死化粧をされた 美しい顔を思い出します。
美しい・・・娘の欲目かな。

      *

こんな詩があります。


       吉野弘

身まかった母の
胸の上に
両手の指が組み合わされていた
遠い昔のこと
なぜか 今日
ほのかな明るみを帯びて思い出される
あの手は
生き残っている誰とも
もはや 手を取り合うすべがなかった
死者の手を取っているのは
死者自身の手だった
組み合わされた両の手は
そのくぼみに
温もりと見まがうものをつつんでいた
そのようにして旅立ったのが
その日の母だった


まさしく この詩のような 旅立ちでした。

詩人のいうように
誰とも結ばれる可能性を失った手ではあるけれど

詩人のいうように
両の手の中にある温もりと見まがうものではあるけれど

両手のくぼみに包まれていたものは
今 わたしの手のなかに
しっかりとのこっています。

それは 生きていた時の
母の手の温もり

わたしが 子どもの時に抱きしめられた・・・
そして
この家で わたしが そのからだを抱きしめた・・・
その時の 母の温もり

死者の手は 誰とも結ばれない 閉じた円環だけれど
死者の記憶は 続いていく & 繋がっていく円環

詩人の詩は 温もりと見まがうものを 
わたしに思い起こさせた。

それは もはや 見まがうものではなく
実際に わたしの手にのこった 母の体温 
母の温もり

その温もりを感じながら
一日一日を 母の記憶とともに 生きていく。

      ⁂

今日は 
母の愛に感謝する日

そして

こうして 母の旅立ちの記念日を
わたしが また 迎えられたことに感謝する日

去年と同じように
庭の花を摘んで お墓参りに行ってきます。
もちろん 義姉の家にも立ち寄ります。

DSC_0833.jpg

母の手の温もりを感じながら
これからも 
母との こころの対話は 続いていく。

わたしが この人生を閉じる日まで 


       ✎ おり~ぶ




今日も お運び下さいまして ありがとうございます  

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